弁護士って？
今日は、弁護士の仕事についてお話しします。
弁護士は法的な問題に関する専門的な助言や支援を提供する専門家です。
しかし、よくある相談の中には、弁護士が対処できないものもあります。
たとえば、「故人の携帯のパスワードがわからず、連絡先やメールにアクセスできない」というご相談があったとします。
（このような状況に直面した時、私自身も「エンディングノートを書いておいてくれれば！」と悔しく思うことがあります）
一般的な対処法
故人の携帯のパスワードがわからない場合の一般的な対処法は以下の通りです：
- パスワードをリセット（可能な場合）
- 携帯電話のメーカーなどのカスタマーサービスに連絡し、状況を説明して助けてもらう
- 以前取得したバックアップからの復元（可能な場合）
- 身近な人にパスワードに心当たりがないか尋ねる
しかし、実際には多くの場合、身近な人たちが「助けて！」と弁護士に相談に来るという残念な現状があります。
こうした日常的な問題は、弁護士の法的専門性とは少し異なるものだからです。
誤解を避けるために
ごく稀に、弁護士が万能の問題解決者であり、「魔法の杖」を握っているかのように思い込む方がいます。
「弁護士に頼めばどんなことでもすぐに解決する！」と信じている方もいますが、
現実はそんなに単純ではありません！！
そして多くの方にとって、弁護士への相談は心理的・経済的なハードルが高いものです。
いきなり弁護士を訪れることに不安を感じる方も多く、実際に相談しても自分の状況を上手く伝えられず、肝心な質問を忘れてしまうこともあります。このような貴重な時間を無駄にしてしまうケースも少なくありません。
コンサルテーションサービスの活用
そんな悩みをお持ちの方には、私が提供するコンサルテーションサービスが役立つことがあります。まず、あなたの状況を無駄なく簡潔に整理します。
- 弁護士が知りたいポイントは何か？
- どのような質問をすれば本質的な情報が得られるか？
事前にこれらを明確にすることで、限られた相談時間を最大限に活用できます。
また、専門外のことを尋ねなくて済むという利点もあります。
また、前もってコンサルを受けることで頭と状況が整理され、気持ちを落ち着かせる効果もあります。
場合によっては、このようなサポートによって弁護士への相談自体が不要になることもあります。これにより、大きな時間とお金を節約できるでしょう。
要するに、「餅は餅屋」であり、道具は使うべき場所を間違えないことが重要です。
その道のプロ人から適切なサポートを得ることで、より良い結果につなげていきましょう！
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かなだのりこ（りのっちゃ）
海外在住者および日本在住者向けに終活をサポートする
カナダ・バンクーバー在住の海外終活アドバイザー
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◻️J Cトゥディ（オンライン新聞）連載コラム：Let’s 海外終活
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