海外資産　少額だと侮るなかれ！《動画あり》

カナダに住んでいる、海外終活アドバイザーの　かなだのりこ（りのっちゃ）です

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そんな方々へご家族と金を守るための知恵終活をガイドしています。

今日は以前、仕事で何年か海外に住んでいて日本帰国後も、
海外から年金を受け取っていたお父さんが、終活をせずに亡くなり
残された奥さんと娘さんが困ったというお話をします。

幸いにも娘さんはお父さんがどこの国のどの銀行に口座を持っていたか、
そしてその口座で年金を受け取っていたということを
知っていましたちなみに銀行の口座はお父さん名義のみでした。

国によっては、夫婦共同名義で１つの口座を持つことが可能なんですよ。

もしも銀行名を知らない、年金もどこからどのように受け取っていたのか
わからなかったら探すだけでも大変だったので、この点については、
わかっていて良かったですよね。

あいにくお母さんは英語できず、メールでのやり取りも苦手なため、
娘さんがお母さんの代わりに年金と銀行口座の解約を試みることになったそうです。

当初、娘さんは年金は企業年金と国からの年金の２種類だけ、
しかも銀行口座も１つ口座の残高もそんなに多くないことを
知っていたため年金は、本人（お父さん）の死亡を通知し支払いを
止めてもらえばいいだけだし、銀行も本人が亡くなったことを説明すれば、
奥さんであるお母さんや、娘である私にすぐに残高を送金してくれ
口座も解約して終わるだろうと思っていたそうですそのため、
せいぜい時間がかかっても２、３ヶ月で終わるだろうと思っていたそうです。

ところが、最終的には娘さんの手には負えずその国の弁護士さんに
依頼して代わりに全てやってもらったそうです詳しいことは省略しますが、
主な理由としては娘さん自身にも家庭があり仕事もしていて、
忙しかったこと。

そして年金はお父さんの死亡通知するまでの過払い金が発生していたため、
返金しなければならなかったこと。

そして日本といろいろと異なる銀行とのやり取りが、なかなか進まなかったことがあります。

結局、すべての手続きを終え銀行口座の解約をしお金を受け取れるまで１年以上かかったそうです。

さて、ここで皆さんに問題です！

このお父さんは、どんな終活をしておけば、娘さんが弁護士に頼ることなく
また１年もかからずに全て終えることができたのでしょうか？

これに答えられたらかなりの海外終活上級者さんです。

私のおすすめは、

遺言を作っておく。
銀行（口座）を夫婦共同名義にしておく、です！！

この２つがあったら、かなり娘さんの時間、労力、お金、ストレスは
軽減できたと思います

そしてお母さんと娘さんは一体、この一連の手続きには弁護士費用にいくらお金を使い、最終的にはいくら（お金を）受け取ることができたのでしょうか？

あくまでも、この方々のケースになりますが、
銀行口座の残高は、約２０万円
弁護士に払った費用が、約１５万円
つまり約５万円が手元に残ったそうです

生前お父さんが娘さんに海外にある預金は少ないけれど、
お前１人が１週間ぐらい海外旅行できるぐらいを残してあるから
と言っていたそうですが、残念ながら国内旅行に
なんとか行けるぐらいの金額になってしまいました。

ここでさっきの私のおすすめの方法をもう一度振り返ってみましょう。
遺言を作っておく作成費用が、大体５万円〜７万円。
そして銀行口座を夫婦共同名義にしておくこれについては、基本お金はかかりません。
つまり弁護士費用15万円　ｖｓ　遺言作成費用、５万円〜7万円

＜＜ここで注意です＞＞
遺言作成費用は、為替や依頼先、国、遺言内容により異なるので
あくまでも目安として下さい。

お父さんがもし遺言作成という先行投資（終活）をしていてくれたら
娘さんは少なくともあと８万円は受け取れていたという計算になります。

娘さんも近場なら海外旅行へ行けたかもしれないですね。

大切な家族とお金を守るための知恵、終活です。
ぜひあなたもやってみてくださいね！

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