相続「税」対策と、相続対策の違い

今日はとっても大切な相続「税」対策と、相続対策の違いをお話させていただきます。

相続対策（終活）はされてますか？と訊くと、

「うちはそんなにお金持ちじゃないから、必要ない！」

と答えられる方がいらっしゃいます。

相続「税」対策は、大金持ちがするものですが、相続対策は、ほぼ全ての家庭に必要です。

相続「税」対策と、相続対策の違いを、多くの方がよく誤解されているように思います。

相続税を払う人は、全体の約９％。つまりほとんどの人が相続税を払う必要がありません。

そのため、多くの人が「うちはお金持ちじゃないから「相続対策」は不要」と誤解してしまうんですね。

正解は、「うちは大金持ちじゃないから「相続税対策」は不要」なんです。

でも「相続対策」は必要かもしれませんよ？

例えばの話として聞いてください。

父１人、娘２人の家庭がありました。

お父さんは、自分が亡くなった後、遺産は２人で半分ずつに分けるだろうからと遺言は作りませんでした。

また相続の話も、娘たちと一切することはありませんでした。

いざお父さんが亡くなると、長女が

「私がお父さんの面倒をほとんどみたんだから、半分というのは納得できない！」

「妹はマンションの頭金を出してもらったのに、私はしてもらっていない」

「妹は私立の大学まで出させてもらったのに、私は高校までだった」

「（とにかく）妹の方が多くお金をもらっている！！」など、

様々な理由や言い分で、遺産分割で揉めるということも珍しくありません。

理想の相続というのは、「争続」にならない相続です。

相続（終活）をきっかけに家族の絆が深まり、どれだけ家族みんながお互いのことを思いやれるかが大切です。

終活は自分への愛であり、家族や身近な人への愛です。

今回のような場合、どうしていたら揉めるのを避けれたかもしれないと思いますか？

良ければ皆さん自身で考えてみてください。

ユーチューブに動画をあげました。

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