こちらに長く住んでいる人なら、
「知ってる~」
「しょっちゅうやってるわよ~」という人もいれば、
「え、何それ??」な人もいるであろう、北米では有名な
プライスマッチ
多くのスーパーや量販店で取り入れられているシステムなのですが、
例えばAスーパーの広告で、Zというシリアルが$5と出ていたとします。ところがあなたが行ったBスーパーで全く同じサイズのZシリアルが$6。
そんなときは、慌てず騒がず$6のZシリアルを持ってレジへ行き、会計の際にAスーパーの広告を見せれば、$5で買うことができます。
これこそが、プライスマッチ(価格を合わせてくれる)
知っていても、出来なかった若かりし頃
実はこのプライスマッチが出来るようになったのは、そんなに前のことではないんです。
いえ、プライスマッチ自体はもう10年以上前から存在していたのは知っていたのです。
でも若かりし頃の私は、レシートと他店のチラシを持って差額を請求することが出来なかったんです。
こんなこともありました。
買い物をして帰り、家でレシートを見たら、なんと1つしか買っていないものが、2つとなっている!
何を買ったのかは忘れましたが、単価$10以上したものだったので、すぐにお店へ行こうと思ったのですが、2つ買っていないという証明ができない!と尻込みし、結局、お店にも戻ることをしませんでした。
馬鹿です。
今なら、「1つしか買ってない!」とすぐにお店へ戻って返金を主張できるのに、10年以上前の私はまだまだそんなことすらできない小心者だったのです。
まじ?!今の姿からは想像できないなぁ
見かけ倒し!ってよく言われてるらしいわよ。
私もやってみたプライスマッチ
私がやったのは、先週定価で購入した小麦粉がなんと今週になったらセールになっていたのでした。
(余談ですが、小麦が日本から一時期消えるかもしれないとの噂を聞き、2人の食べ盛り男児を抱える心配性な私は、カナダでも自宅での小麦粉の在庫がなくなる前に1袋を確保)
持参するのは、買ったときのレシートのみ。
行くのはお店にあるカスタマーサービスデスク(返品・交換に応じてくるカウンター)
私の場合は同じ店でセールをしていたため、「レシートにあるこの小麦粉が今週からセールで$2安くなっているのを広告でみたんだけど」と言ったのみ。
慣れたもので、すぐに返金手続きをしてくれ、$2が戻ってきました!
(通常は元の支払い方法と同じ方法で返金されます。現金払いなら、差額はその場で現金で、カード払いなら、同じカードへ払い戻されます)
プライスマッチは翌週でもOK
こんな風に「あ~、先週定価で買ったばかりなのに~~」とくやしい思いをすることがないとっても嬉しいサービス。
但し、返金をしにいく手間・暇がかかるため、金額によっては、わざわざ行く方が時間とガス代やバス・電車代がかかることがあるかもしれませんので、ご注意を。
ちなみに10キロの小麦粉(中力粉)が、$7.99 (1ドル=100円計算)で、800円です。
チラシもデジタル化
数年前までは、チラシが挟まれた無料の新聞が配達されていましたが、今はそれもなくなってしまい、チラシも全てデジタル(オンライン)で見るようになりました。
当初はデジタルのチラシを見るのが慣れず、アナログな紙がいい!チラシ~~、新聞~~~っ!とぼやいていましたが、今では紙ごみのでない、デジタルのチラシに満足しています。
こんな小さなことからも、まだまだ伸びしろを感じる私です。
そして払わなくていいものには例え少額でも払わず、これからも賢く買い物、節約をしていきたいです!
皆さんもプライスマッチ、賢く利用されていますか??
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